この記事は茨大 Advent Calendar 2021 20日目14日目の記事です。

もうすぐクリスマスですね。クリスマスは特別なあの子[誰?]とどこかにでかけたい、けどいいところが全然思いつかないなという人もいるのではないでしょうか。

寄席に行きましょう。

そもそも寄席ってなに?

講談・落語・浪曲・漫才などの技芸を観客に見せる興行小屋である。 (wikipedia, 一部抜粋)

日本での伝統的なお笑いを見るための劇場と考えればよく、特に落語を中心とした様々な芸が披露されています。定席とよばれる落語の定期公演が行われる寄席が多く、東京で有名な場所は次の4箇所があります。

さて、私がデートに寄席をおすすめする理由は次の3つです。

理由その1: デートプランに入れやすい

上記のように、寄席は新宿・浅草・上野等、東京各所で行われているため、その前にどこにいても移動距離は短くすみます。

その上、多くの寄席は一日中やっていて幕間で出入り自由です。

例えば浅草演芸ホールでは、昼11:40から夜20:30まで、間に休憩を10分ずつくらいはさみながら延々と公演が行われています。ちょっと覗いてみたいけどずっといるのは無理…という人でも大丈夫。

理由その2: その日だけの思い出になる

寄席では、その日に話される噺のタイトルや内容を事前に公開しておらず、スケジュールはあるものの、出演する演者の名前のみだけが載っていることが多いです(一部公開している寄席もあります)。

浅草演芸ホールの2021年12月18日のスケジュール

浅草演芸ホールの2021年12月18日のスケジュール

これは、噺家(演者)が当日の客層や反応等を見て、舞台袖で何を話すか決めているためとされています。したがって、同じセトリが披露される日は二度とありません